聖闘士星矢 EPISODE.G 第3巻 初回限定特装版
発売日:2004年2月19日
【カスタマーレビュー】
■車田星矢との違いがかえって面白い
エピソードGが波紋を呼んでいる理由は「車田版に対する位置付け」と「車田版とのギャップ」なのですが、このギャップをどう捉えるかによって大きく見え方が変わると思います。
たとえば主人公のアイオリア。最初はあまりのやんちゃ坊主っぷりに卒倒したものですが、以外に合っている。読むうちにちゃんと「アイオリア」のイメージに重なっていくんです。なるほど、もうすこし落ち着きが出ればあのアイオリア(20歳)の性格になるな、と。ちゃんと子供の頃を描いているんです。結局はまって、掲載誌も買っています。
絵に関しては、やはり線が細いので驚くというか、引いてしまう方の方が多いと思うのですが、このギャップはかえって利点だと思います。聖衣の描き方ひとつ取っても、車田先生は物が映り込む金属の質感を表現しているのに対して、岡田先生は掘り込まれた文様と光の反射を描いています。こういうのって描き手の傾向がよく分かる。ただ、エピソードGの絵はとても美しいのですが、CGを多用しているためちょっと見づらいかもしれません。
ところで、岡田先生の作風っていつもこんな感じなのでしょうか。ストーリー面で勢いを殺してしまっているように見えるのは気のせい?もっと怒鳴ったり技撃ち合ってもいいと思うんだけどなぁ・・・。絵的に映えるし。以上、同氏の作品を読むのは初めてだった者の呟き。
「聖闘士星矢エピソードG」としての評価は、間違いなく星5つです。












